当日の朝9時30分に会場に集合し、メイン司会のアネゴから進行表や台本をわたされた・・・なんと手書き。
聞いてみるとタイミング悪くパソコンが動かなくなったらしい。
何人ものスタッフに渡す為の資料を手書きで作ってくれていた。(感動)
けっこうな量である。やっぱ、普通ではないな〜。
ただ、そのお陰でスムーズに割り振りでき準備も着々、気の早い人達も集まりだした。
学生時代国語の時間、教科書を読むのをあてられただけでカチコチになっていた私も今はええオッサン。
ニコニコ顔の同級生達を前にしてなぜか緊張もそれほど無く32年の月日は感じず、ついこの前まで一緒に遊んでいたような、不思議な感覚でスタートすることが出来た。
先生方の入場、そして乾杯、食事をとりながら先生方にお言葉を頂いた。
お年をとられ、髪の毛の色も変わってしまったが、
お声を聞くと当時の情景が蘇ってくる。
人間は視覚に多くを支配されているんだろうな。
でも、時間が経っても蘇ってくる音、匂い、味という感覚は
脳の奥の方にしっかり刻まれているように感じた。
グラスでも同窓会をよくやってもらっているが、当時からの時間があけばあくだけ話に花が咲く。いくら時間があっても足りない。あえて、企画は減らした。
今回司会をさせてもらうことになったが、正直自信も無かったし、初体験で、もう開き直っていた。
でも、始まってみると前からみんなの顔がよく見える。
みんなニコニコ笑っている。
学生時代に戻っている。
ひとつの曇りも無い澄んだ笑顔。
「この場所って特等席やん・・・」
そう思いながら会を進めている間、
あちらこちらから
「ありがとう、ありがとう」って
山のようにお言葉をいただいた。
「いやいや、俺ちゃうって。
こっちがいっぱいええもんもらってるやん」
そんな気分になって、幸せいっぱいでした。
2次会にも予想外の人数が流れ込んでもう最高でした。出来ることなら一晩中でもやっていたいような、そんな楽しい時間。
こんな事なら、私でよければまた司会させてもらおうかな〜。
いやいや、司会の取り合いになるんではと思ったのである。
先日の幹事会反省会では5年後にまたやろうという意見がでていた。
みんな、同級生の連絡先増やしといてね。