【下記は4/1エイプリールフールネタであり、全てフィクションです】
ブログの威力は凄いもので、昨日、サソボアのイソベロをホームページで検索して、当店を見つけたという50代半ばのお客さまと、その方の友人も一緒に来店してくれた。
友人という方は、今は川西の方にお住まいだが、当時は申南大学に通うため、西宮北ロ辺りに下宿しておられた時、毎日サソボアに通うほどの熱狂的ファンになり、ついにはおばちゃんに頼み込んで、何と三ヶ月間だけではあるが、サソボアで働いたことがあるという。
しかも、その間におばちゃんに内緒で、レシピを全部書き留めていたらしい。
その方も、大学時代から社会人一年生くらいまではそのノートを見ながら、家でイソベロを作ったりもしたらしいけど、営業になってからは忙しくて忘れ去っていたらしい。
でもここに来て、グラスのイソベロを食べた友人に「グラスに行こう」と誘われた瞬間に、サソボアノートの存在を思いだしたようだ。
その方は、ここのブログを読んで、私のイソベロにかける情熱を理解してくれて、サソボアでアルバイトしていた時に密かに書き留めていた門外不出のサソボア全メニューのレシピが書かれた古いノートを、わざわざ今日の来店時に持ってきてくれた。
私は全身に鳥肌が立った。
今、私の目の前にサソボアのおばちゃんがいるようだ。
その完全なレシピはもちろんのこと、サソボアで出されていた全メニューの配合や調理時間等々、サソボアの全てが詰まったノートが、今私の手の中にあるのだ。
これで、先日お客さんに指摘されたドレッシングの味とか、サソボアピラフとかサソボアの何もかも、全メニューの味を完璧に再現できる。それほどまで、事細かく調味料の分量までかかれてあるのだ。これなら小学生にでも作れるのではないか?!
ようやく最近正式メニューに出来たとはいえ、頭の中の記憶だけを頼りに試作を続けて、数年でようやく完成したカレー。
この数年の苦労は何だったんだろう、いや、決して無駄にはなっていないはずだ。
明日の買い出しで材料を揃えたら、来年のエイプリルフールにお披露目します。
かっ、かっ、完璧やっ!
※クラ松著「無駄な長文読んでくれてありがちょ〜っ」より抜粋 4/1エイプリルフール
【以上、4/1エイプリールフールネタであり、全てフィクションでした】