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スタートは順調、まだ正月だし、日曜だし、エアコンプレッサーは使わずラチェットでコツコツ外していった。

「なーんや、楽勝」って思ったところ、ホイールが抜けない。いやいや、何も外し忘れはないぞ。

そうか、専用のプーリー がいるのか。と思いいつも通り、自分で適当にアングルと鉄板を組み合わせて、ディスクプレートを外してそこに自作プーリー を取り付けようとしたが全くネジが緩まない。無理してねじ山潰しては余計時間がかかる。

嫌やけどディスクプレートを歪まさないように鉄製の工作用クランプで止め、プーリーを締め込んで行った。
するとなんとクランプが折れた。ヒヤヒヤしながらディスクの歪みをチェックしたがなんとなく大丈夫そう。

こんな時はググってみよう。そうするとスプライン(棒と筒がギアで噛み合って動力が伝わる所)が固着している例が出ていた。
これか〜。

こんな時こそベルハンマー。値段は高いが効き目が凄い潤滑剤。ただしブレーキパーツにかかったりすると大ごと。ブレーキが効かなくなる。飛び散らないようにボロギレをかぶせて何度も噴射。ググったところに書いてあった通り、ドライヤーで温め、ベルハンマーを噴射、ゴムハンマーでしばく。これを繰り返すこと40分。

なまりきっていた右腕はボディービルダーのようになり、気温は0度なのに汗ばんできて防寒着を1枚脱ぎ捨て、なぜか生まれたての仔馬のように足腰はふらふらになりようやく外れた。
いやいや、でもここからがやっとタイヤ交換作業。鉄のアングルと2×4の材木を使ってホイールからタイヤを外すためのビード落とし工具を作り、娘にシリコンスプレーを借りて、ツルツル滑らせてタイヤを脱着。

どんどん薄暗くなってくる中、元通り部品も余ることなく組み立て終わった。あたり一面工具は散乱。全て片付け終わった頃には近くの倉庫街の5時のサイレンがなっていた。あ〜あ、前輪までたどり着かなかった。

まあいいや、後ろタイヤはつるんつるん。百田尚樹か仲良しの元ちゃんかというくらい溝がなかった。こんなんで走ってたら雪じゃなくてもこけてしまう。前輪はまだ所ジョージか小堺一機、いえいえ僕の頭くらいは残ってますのでなるべく早めに交換します。

同じように困った人用にYouTubeの為の動画撮っといたらよかった。でも作業してたら撮られへんもんなあ。ヘッドライトみたいな目線で撮れるカメラで安いのないでしょうかねえ。また知ってる人いたら教えてください。
ツルツルタイヤの写真はまたアップしておきます。

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